7月8日(月)話し方・聴き方のこつ 応用編
- 公開日
- 2024/07/08
- 更新日
- 2024/07/08
学校の様子
学校集会での校長挨拶の一部を紹介します。
下平久美子さんから学んだ話し方・聴き方のコツの続編、今日から応用編です。人間関係を円滑にするために大切なこつです。
1 会話の原則は4文節以内を意識します。「〜〜でー、〜〜でー」という話を区切らないで続ける人、いますよね。会話と文章もいっしょ。区切って話すと分かりやすく落ち着いた印象になるでしょう。
2 「Youで聴き、Iメッセージで伝えること」。聴き方については「あなたはそう感じたのですね」と「You」を主体に聴く。それに対して、話すときは「あなたが遅れてくるから、ずいぶん待ったよ」ではなく、「待っている間、私はずいぶん心配したよ」とIメッセージで伝えると、角が立たないでしょう。
3 先に話しかけること。先手をとって快いコミュニケーションを創造してほしい。キャッチボールに例えると、あなたがよい球を投げれば、相手からもよい球が返ってくるということです。
4 1日10回、誰かをほめること。ほめて、ほめられることが会話の潤滑油になります。このためには、相手が「私、消極的で・・・」と言ったら、「控えめでいらっしゃるんですね」とほめ言葉に変換する技も身に付けるとよいです。
5 断るときは理由と代案を示すこと。友達から遊びに誘われたとき、「無理」だけでは相手を嫌な気持ちにさせます。「ごめんね。今回は急ぎの家族との用事があって、来週の日曜日でもいい?」と理由と代案を添えて返します。すると理解も得られ、前向きな印象になります。
明日から1学期末懇談会、あと2週間で夏休みに入ります。今日も未来の拠点です。1学期の振り返りをしっかりと行い、夏休み、2学期の目標を立ててスタートしてください。