5月7日(火)話し方・聴き方のコツ 準備と心構え
- 公開日
- 2024/05/07
- 更新日
- 2024/05/07
学校の様子
学校集会の校長講話の一部を紹介します。
春は出逢いの季節。人とのコミュニケーションが得意でないという人も多いかと思います。下平久美子さんが「話し方・聴き方のコツ」を新聞で紹介していました。準備と心構え、テクニックなど3つを紹介します。
まず1つめ準備。「自分をほめる」。1日の終わりに、その日1日を振り返り、自分がやったことをほめて、ねぎらいましょう。ちょっとオーバーかなと思うくらいにほめてみます。すると笑顔と元気が出てくるはずです。コミュニケーションがうまくいくと、人生は楽しくなります。自分自身を認めて、ほめることで心も身体も健康になるのです。
2つめ、「めでたし日記」。その日よかったことをノートに書きます。例えば、「今日の給食はお気に入りのから揚げでした。隣の人よりもちょっとだけ大きかった。めでたし、めでたし」といった小さなことでも喜べる心が育つと、毎日が楽しくなります。物事をマイナスでなく、プラスにとらえる癖をつけることもよい方法です。「不幸癖」でなく「幸せ癖」です。
最後3つめ。「姿勢と笑顔」です。姿勢が悪い人がいろいろ言っても説得力がないですよね。話すにも、聴くにも、姿勢が基本になります。あとはやっぱり笑顔。しかめっ面で会話している人は、好感や親しみがもてないでしょう。鏡は先に笑ってくれません。会話の大前提として、まずは、あなたが先に笑顔で、姿勢よく、相手に接していくよう、気をつけてほしいです。
人間のコミュニケーション能力は、持って生まれたものではありません。聴くインプットと話すアウトプットを大切に、失敗もチャンスととらえ、積極的にコミュニケートしてほしいと思います。