9月19日(火)プレーに宿るアスリートの真価
- 公開日
- 2023/09/19
- 更新日
- 2023/09/19
学校の様子
学校集会での校長挨拶の概要を紹介します。
8月末から9月初旬にかけて行われたバスケットボール男子のワールドカップ、日本代表チームが、カーボベルデ戦に勝利しパリ五輪への切符をつかみました。逆転勝利にドキドキし、プレーに心奪われたのはもちろんのこと、プレー以外の選手の行動や人間性などにも大いに感動しました。
172cmの司令塔 河村勇輝選手は、試合開始のコートに入る前に、深々と一礼します。その理由はこうです。「コートに立ちたくても立てない選手がいる。今自分がコートに立っているのは当たり前じゃないんだというところを試合、コートに入る前に再認識するために一礼して、全力で戦うと誓って入っています」
もう一人。選手に対する熱い語りが目立ったトム・ホーバスヘッドコーチ、毎日、寝る前に鏡を見て「今日は自分の力をすべて出したか」と聞きます。イエスでなく、その状態を直せないのであれば、もう引退した方がいいと言っています。
彼らの振る舞いや言葉が、チームに強い影響力を生み出しました。「プレーで結果さえ出せば文句はないでしょう」ではないところにアスリートの真価はあるのかもしれません。
さて、みなさんは、今後、自分がやるべきことにどのように向かいますか。一流のプレーヤーの行動から参考になることはたくさんあるはずです。自分の夢や目標に向かって、真摯に進んでほしいと願ってます。