本の紹介(12月3日)
- 公開日
- 2019/12/03
- 更新日
- 2019/12/03
最近の様子
12/4(水)〜12/10(火)は、人権週間です。「人権」とは、人が人として生まれながらに持っている権利です。個々の違いを認め、それぞれが大切な存在であることを知る週間です。紹介している本以外にも図書館のコーナーには、色々な本を紹介しています。
「Red あかくてあおいクレヨンのはなし」 マイケル・ホール
レッドは、ラベルの色と実際の色が違うクレヨン。先生やお母さんに言われて練習しても、クレヨン仲間や文房具たちに手伝ってもらっても、上手く描くことが出来ません。どんなに頑張っても、赤い色が描けないのです。ある日、新しい友だちのパープルがやってきて……。
「きみを変える50の名言」 山中伸弥、さかなクンほか
「広い空の下、広い海に出てみましょう。」独特の明るいキャラクターと驚いた時の“ギョギョギョ”でおなじみのさかなクンの言葉です。しかし、そんな彼も、中学3年生の時にいじめにあって、とても悩んだ時期があったそうです。でも魚も同じで、広い海の中ではお互いに助け会うのに、狭い水槽に入れて育てると、なぜかいじめが起こることを彼は知っていました。だからこそ、つらい環境にいる人たちにも響く言葉なのです。この他に、山中伸弥、植村直己、スティーブ・ジョブズなど、未知の世界を探求する科学者や冒険家、起業家の名言50を紹介。
「わたしは女の子だから 世界を変える夢をあきらめない子どもたち」
ローズマリー・マカーニー
わたしは女の子だから、学校に行けない。だけど、女の子だからこそ、世界を変えることができる。貧困や性差別などの困難な状況に置かれつつも、希望を胸に未来を切り開こうと頑張っている世界の女の子たちを紹介。学校に行くこと、勉強する環境は、当たり前のことではない。この本を読んで、自分の環境のこと、少し考えてみませんか。