今中日記

1月21日 アンケートから5

公開日
2015/01/21
更新日
2015/01/21

お知らせ

 学習面についての生徒アンケート結果をご覧ください。授業に集中して取り組めているかという質問については、年々良い結果が出ています。これはどの学年にも共通した傾向で、落ち着いた学校生活を送ることができているといえます。私たち教職員は、さらに授業力を高め、より「身に付く」学習ができるように努力しなければと考えます。
 一方家庭学習の状況については、大きな問題があるようです。1時間未満が17%と、家庭での学習の習慣が身についていません。これは単に、意欲の問題や各家庭の問題だけでなく、出題する側の問題も大きいのではないかと考えます。
 授業、そして課題(宿題)の関連をどうとらえるか、今後先生方に学んでほしいことです。そんななか、先日学校で「予習的課題」について話題にしました。たとえば家庭で、英語の本文を書き、新出単語を調べ、和訳したり、数学であれば、授業の進度より、ずいぶん先の内容を、予習として取り組んでみえた体験をお持ちの保護者の皆さんも多いのではないでしょうか?
 こうして家庭で一度予習を行ってから学校で授業を受け、さらに宿題を家庭でやることで、最低三回の繰り返しのサイクルが生まれます。教科によって課題の出し方や方法は異なりますが、学ぶ側からすると、繰り返しの中で、確実に学習内容が定着することはまちがいありません。またこれが「よくわかる」ことにつながり、学習意欲を高めることに直結していくはずです。 
 ここに学力向上の大きなヒントが隠れています。今後、授業と課題(宿題)の関係をしっかり理解し、どうすれば、効果的でわかる学習ができ、「身に付く学力」になるのかを研修していく予定です。1分、1時間の学習を大切にしかも効果のあるものにしていきます。y