今中日記

1月20日 学校集会

公開日
2015/01/20
更新日
2015/01/20

お知らせ

 表彰伝達の後、3人の先生からお話を聞きました。
 校長先生からは、フランスで起きたテロ事件、それに続く「憎しみの連鎖」の話。人々は優しく、思いやりがある。でも集団になるとそれが通じなくなる人間の弱さ恐ろしさを忘れてはならない。世界中では戦争がない日は一日もない。その戦争の中で、生徒の皆さんと同じ年齢の子どもたちが苦しんでいることを感じ取ることのできる感性を持ってほしい。また一方で万引きや、異物の混入の様子をインターネット上にupした若者や、名古屋市のHPに、恐ろしいメールを数十回も送った大人の卑劣な行為について、自分の思うようにならない現実や社会への報復 復讐という自己満足もまた、「負の連鎖」を生むことになる。皆さんには、いつも自分の考えをしっかりと持てているか?正しい判断ができているか?間違った情報に流されてはいないか?中学生としてできることを考えてほしい。それは、たとえば今日、お互いに許し合えたか。相手をいたわることができたか。相手のことを優先した行動ができたかという「利他の心」を持つことだと思う。もしも世界中の人がこの心を持てたとしたら、悲しい連鎖にきっとなくなることだろう。人としての誇りを持ち続けよう。最後に、「どんな人でも、生きているだけで価値がある。」と言った、マザーテレサの言葉も紹介されました。
 また、林先生からは、人間としての礼儀作法と、明日から行われる昇降口57分通過のお話。
 最後に内田先生からは、3つの「間」の話。空間、時間、人間。「間」を大切にしなければ人として成長できないとのお話でした。

 長時間でしたが、全校生徒が、良い緊張の中で顔を上げてしっかりと聞くことができました。