2月8日 今中生の心(中日新聞掲載記事から)
- 公開日
- 2013/02/08
- 更新日
- 2013/02/08
こころを育てる
本日8日の中日新聞朝刊に、「発言・ヤング」欄に本校の3年大鹿君の記事が掲載されました。(HP掲載については本人の了承済みです)「いじめ」「自殺」「体罰」と、毎日のように教育に関わる重いニュースが飛び交っています。そんななか、自己の考えをしっかりとした短い文章に込めて、表現しています。
以下記事からの引用
「生徒の悩みの受け皿が必要」
最近、いじめに苦しむ同世代の生徒が、自ら命を絶つというニュースをよく耳にするようになった。多くのメディアが取り上げるなど、大きな問題となっている。「死」が苦しみから解放されるための手段になってしまっていることを、僕は恐ろしく思うようになった。
なぜそうなったかというと、助けを求められ、生徒の力になるべき学校側が、隠蔽に躍起になるようになったからである。誰にも頼れなくなった生徒は追い詰められてしまうのだ。僕は自殺をなくすことはできると思う。
そのためには、苦しむ子どもの受け皿を身近なところに設け、個々に確実に対応していく必要があるのではないか。そして、周囲の一人一人も変わらないといけないと思う。
いじめられている同世代に言いたい。死ぬよりも、一言、声を上げて、生きていくことを選んでほしい。僕は、頑張って声を上げようとする人の手助けをしたい。(引用おわり)
いじめや体罰、それに伴うさまざまな事件は、見て見ぬ振りができないことばかりです。何が正しく、何が間違っているのか、私たち一人ひとりが真剣に考えなければなりません。ただ、白黒をつけることは決して解決にはならないことも事実です。お互いが「自立」することが大切だと思います。y