今中日記

5月11日 3年生理科

公開日
2012/05/11
更新日
2012/05/11

お知らせ

 3年生の理科では「仕事」を学習します。この値は、力の大きさと力の向きに動いた距離の積で求められるものです。さて、同じものを動かすときでも、てこや滑車、輪軸を使うと力の大きさが変わりますね。その場合、仕事量はどうなるのでしょうか。
 今日は、「滑車」を使って力の大きさの変化を実際に感じる授業です。理科室で、小さなおもりとばねはかりでも分かる実験ですが、重いものを実際に使って体感することは、とても良い経験になり、知識の定着がいっそう図られます。
 写真は、3通りの実験です。どれもが、古タイヤ2個がつながれ、およそ20Kgになっています。定滑車1つの場合は、数人で力いっぱい引っ張らないと上がりません。しかし、動滑車を1つ使うとずいぶんと楽になります。最後は、動滑車を2つ使っています。女の子一人でも、楽々持ち上がるんですね。今日の経験が次の「仕事の原理」につながります。