今中日記

5月13日 進路指導主事より(3年生)

公開日
2020/05/13
更新日
2020/05/13

3年生

 3年生のみなさん、こんにちは。今日からこのHPを通して、進路学習を少しずつ進めていきたいと思います。進路選択をするにあたって大切なことの1つは「正しく情報収集をすること」です。本来であれば、学年集会や担任の先生との面談から、どんどん情報を得てほしいところですが、今はそれができません。このHPを通して、少しでもみなさんの不安が解消し、進路選択のヒントになればうれしいです。また、この進路学習では、全日制の高校を中心に説明します。定時制や通信制などの高校については、登校が再開されたら詳しく学習しましょう。

 さて、1回目の進路学習のテーマは「公立高校、私立高校の違いについて」です。みなさんは公立高校と私立高校の違いは何かと言われたら、どんなことを思い浮かべますか?少し考えてみてください。かかる費用の違い、設備の違い、制服の違いなど、いろいろなことが思い浮かんだことと思います。以下に、公立高校と私立高校の違いを少しだけ記載しておきます。よく読んで、疑問点があれば自分で調べたり、次回の登校日に担任の先生に聞いてみたりしましょう。

○公立高校
・群やグループの組み合わせで、最大で2校まで選択して受検が可能。
・原則、愛知県内の高校(名古屋市立含む)のみ受検できる。また、普通科の場合は尾張学区の高校のみ受検することが可能。
・全日制の高校については、どの高校でも入試の問題が同じ。5教科の試験。(毎年新聞に問題が載りますね)
・男女共学。(愛知県の場合)
・3年生の学年末の評定が入試に影響する。
○私立高校
・愛知県内の高校を最大で3校まで受験可能。
・他県の高校も受験することができる。
・高校によって入試問題が異なり、5教科ではなく、国数英の3教科のみの高校もある。
・男子校や女子校がある。
・学校独自の建学精神と教育方針を持ち、特色ある教育を実施している高校が多い。
・中学校を併設している高校があり、中高一貫教育が実施されている。また、関連した大学へ優先的に推薦入学ができる等の特典がある高校が多い。
・3年生の2学期の評定を参考に合否決定を行う高校が多い。

 今日は公立高校と私立高校の違いについて学習をしました。みなさんが選択できる進路先には、他にも国立の学校や専修学校などもあります。登校が再開されたら、一緒にじっくり勉強しましょう。