4月5日(金)始業式
- 公開日
- 2024/04/08
- 更新日
- 2024/04/08
校長室
始業式でお話しした内容です。
「1年目には種をまき、2年目には水をやり、3年目には花を咲かせましょう」
(プロ野球のヤクルト、阪神、楽天の監督を務めた野村克也の言葉)
花を咲かせるためには、まずは種をまく、次に水をやるといった過程が必要であり、時間がかかるということです。
しばらくして芽が出たとしても、ほうっておいてしまうと、すぐに枯れてしまいます。そうならないように、水をやり、時には肥料を与え、大切にします。そのうち、成長し、太陽の日差しを受けようと葉を大きくし、根をしっかり張って嵐にも耐えようとします。そしてやがて、花が咲くようになります。
この話をみなさんにとって、「夢」と置き換えて考えてみたいと思います。
その夢の種を大地に撒き、育てるには、どんな方法があるか、どうやって行動に移していきますか。
あなた自身が手をかけ、そして時間をかけなければ、夢が育っていくことはないでしょう。花が咲くまでの間は、それがあなたの夢なのかどうか人は気づいてくれることがないかもしれません。
学校は、「未来を創造するところ、夢を描くところ」です。それぞれの学年によって、または人によって違いはありますが、夢の種をみつける場所、夢の種を植える場所がこの北方中学校です。
夢という花が咲くには、3年いや十何年、何十年も先かもしれません。長い年月がかかるかもしれませんが、あなたの夢を大切にしてほしいと思います。
あなたが今まく種は、やがてあなたの未来となって現れます。