学校日記

1月9日(火) 始業式・式辞

公開日
2024/01/09
更新日
2024/01/09

人権教育・いじめ対策

校長室からリモートで始業式を行いました。
はじめに校長先生が式辞を述べました。式後に3学期の生活について話がありました。

式辞(抜粋)
令和6年が始まりました。元日から能登半島では大きな地震があり、今も避難生活を余儀なくされている方が大勢いて心が痛みます。また、2日には東京・羽田空港で飛行機同士がぶつかる事故がありました。事故が起きてしまったことは残念ですが、客室乗務員(CA)さんたちの日ごろの訓練がいきて、日航機の乗客全員が無事であったことは海外からも大きく称賛されていました。そんな始まりの2024年ですが、北方中生のみなさんには、希望を大きくもってまずは3月まで走り抜けてほしいです。

さて、3学期の始業にあたり、お話をします。
時の経つのは本当に早く新年を迎えたと思っていたらもう9日目です。みなさんの部屋や机の上はきれいに整っているでしょうか。

中学生ともなれば、心の中に小さな引き出しができた人もいると思います。その心の引き出しはいろんな思いが乱雑に放り込まれていると思います。そんな時は静かに目を閉じて誰にも言わずに心の奥にしまい込んだ一つ一つの出来事を思い出してみてください。つらいことや悲しいことがあったら、それを乗り越えてきた自分、成長した自分をほめてあげてください。

また、自分の近くにいてくれる家族や友達はとても大切な存在なのに、ちょっとしたことでカッとなって、ついひどいことを言ってしまったり、逆に謝りそびれたりしたことがあるはずです。そのたびに自分の心の引き出しが重くなっていませんか。
「迷惑をかけたな」「悪いことをしたな」と気になっていることがあれば、勇気を出して会って話をするか、メールや手紙できちんと謝りましょう。「ありがとう」と言えないままになっていることが見つかったら、新年の今の素直な気持ちで言ってみましょう。

1年の始まりに当たって自分の心を見つめ、こうした人との大切なつながりを思い出して、感謝と謝罪の心をもって、心の引き出しを整理してみてください。

北方中の皆さんにとって、今年が、よい年、素晴らしい年になりますように願っています。

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