3月24日(火)修了式
- 公開日
- 2026/03/24
- 更新日
- 2026/03/24
校長室
この一年の目標を「行動」としました。それぞれの学期ごとに「こう」という字をあて字にして、テーマをもって取り組むよう北方中生に伝えました。とくに三学期は「幸せ」という字で「幸動」にしました。
先日の「三年生を送る会」に向けた取り組みにおいて、それが表れていました。卒業生たちに向けたみなさんの思いに感動しました。他人のために行動したり、感謝を伝えたりすることが、自身の幸福度を高めることがあるという考え方があり、幸せは「つかみ取る」ものではなく「循環してくる」ものという捉え方があります。人の幸せを願って行動したことが、実は自分にも巡ってきて、幸せな気持ちを共感できたのではないかと思います。ぜひ、この北方中のよき伝統を続けてください。
今日が一区切りではありますが、まだあと1年、あと2年、この北方中で過ごすことができます。そこで、来年度に向けて伝えておきたいことがあります。
それは、「経験したことが、すべて自分をつくる」ということです。これは、結果がよかったとか、悪かったということだけで、人生や生き方が決まるということではないということです。
学校の勉強だけでなく、部活動や友人関係など、これまでも経験し、これからも経験するでしょう。うまくいったことも、そうではなかったこともあったでしょう。ときには、投げ出してしまいたいと思ったことがあったかもしれません。また、自分が挑戦したいことにひたむきに取り組んだり、乗り越えなければならない壁を乗り越えようとしたことがあったりしたでしょう。
そんな時、「どんな失敗も、そこから何も学ばなければ、ただの失敗です。しかし、学べることがあれば、それは失敗ではなく、経験です。」「経験したことは、目に見えないけれど、何かのときに見えてくることがある」これは、私が尊敬する方から、おっしゃっていただいたことばです。
さらには、「実は、全てのことに意味があるんだよ」とも教えていただきました。自分自身のこれまでの生活を振り返ってみると、その言葉のとおりだと思っています。つまりは、行動したことが、経験となります。したことの後悔は、日に日に小さくできます。しかし、していない後悔は、日に日に大きくなります。「やってよかった」と思える日が、いつかくるのか、「やればよかった」と後悔する日が、蓄積されていくのかだと思います。
みなさんも、この修了式という日に、この1年で「経験したことが、すべて自分をつくってきた」と振り返り、そして、新年度に向けて、これから「経験することが、すべて自分をつくる」という意識で生活し、なりたい自分に向けて取り組んでいってください。
明日からは、春休みです。自分を大切にして過ごしてください。
心も体も健康な状態を保ち、長期の休み中に心身ともにリフレッシュし、そして、また新たな「決意」を秘めて令和8年度を迎えられることを願い、式辞とします。