今年度の始業式は、感染症対策のためオンラインで行いました。全校生徒が各教室で真剣な表情で始業式に臨みました。校長先生の始業式の式辞を紹介します。

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丹陽中学校の生徒のみなさん、約二週間の春休みも終わり、いよいよ今日から新年度が始まりました。本日、１年生が入学し、一年生は二年生に、二年生は三年生に進級しました。
一つ上の学年に進級し、自分が置かれた環境も大きく「変化」すると思います。この変化「チェンジ（ＣＨＡＮＧＥ）をチャンス（ＣＨＡＮＣＥ）に変えてほしいと思います。たった一文字「ＧをＣ」に変えることで、自分自身のプラスになることが、たくさんでてきます。しかし、このたった一文字を変える努力は、時としてとても大変です。しかし、みなさん自身が、その努力をする事にこそ意味があります。小さなことをこつこつと積み重ねていってください。
三年生の皆さんは最高学年として、丹陽中の「代表」となりました。
いよいよ、進路先を決定していく大事な年にもなりました。この一年間は、授業や部活動、生徒会活動の中心として活躍し、後輩たちに手本を示してほしいと思います。そして、志を高くもち、自らの夢を実現させてください。
二年生の皆さんは、三年生を支え、一年生を導くという大きな役割があると思います。積極的に学校生活を充実さ、夢をもって生活してください。
一年生のみなさんは、少しでも早く中学校の生活に慣れ、力を発揮することができるように努力していってほしいと思います。
先ほどの入学式で、一年生のみんなさんに、スローガンの「Ｆｏｒ　Ｙｏｕｒ　Ｄｒｅａｍ」についてお話ししました。「夢」とは「未来の自分の姿」です。「未来の自分の姿」を思い描くには、まず自分のことを知ることが必要です。なぜならば、一人一人が個性をもち、人と違った考え方をし、自分だけの夢を思い描くからです。
みなさんは、一人一人が特別な存在です。だから、自分を大切にしてほしい。自分の夢につながる今日を大切にしてほしいです。
つらいことがあっても、一人で悩まず、近くの大人や友達に相談してください。決して自分を傷つけたり、命を粗末にしたりするようなことがないようにしてください。
そして、それと同じくらい友達を大切にしてほしいです。自分と違うからといって、からかったり、いじめたりすることは決して許されません。みんなが笑顔で生活し、夢の実現のために努力する活気あふれる丹陽中学校にしていってほしいと思います。
みんなでよい学校にしていきましょう。

　　　　　　　　　　　　令和四年四月七日
　　　　　　　　　　　　一宮市立丹陽中学校
　　　　　　　　　　　　　　校長　安藤　誉