9月12日(金) 歯と目の健康【校長室より】
- 公開日
- 2025/09/12
- 更新日
- 2025/09/12
校長室
今週は2年生と4年生で歯みがき指導を行いました。
学校歯科医さん、歯科衛生士さんにブラッシング指導をしていただきました。子どもたちは、染め出し体験をすることで、自分の歯みがきの仕方に対する強みと弱みを知ることができ、弱みを克服するための歯みがきの仕方を学ぶことができました。
学校歯科医さんと話す中で、近年は、保護者の方の歯の健康に関する意識が高く、子どもの虫歯も少なくなってきているとのことでした。就学前から歯科医で定期検診を行う保護者の方が多くなってきたことが要因の一つだそうです。
近年、子どもの視力の低下が問題視されています。ロート製薬が目のケアに関する保護者の意識調査を行い、先月結果を公表しました。アメリカ、シンガポール、中国、ドイツ、日本を対象に実施しました。結果の中で、子どもの目のケアについて「(ケアを)かなりしている」「まあまあしている」と答えた保護者は、アメリカ94.0%、シンガポール88.0%、中国98.0%、ドイツ85.0%と、4か国で9割前後の回答であったのに対して、日本は26.0%と極端に低い結果でした。
近年はデジタル機器の急速な普及で子どもも大人も視力の低下が指摘されています。デジタル機器を使用するうえで気を付けたいことは以下のようです。
・目とデジタル機器の画面の距離は30cm程度あけること
・デジタル機器の画面を30分以上見続けないこと
・デジタル機器の画面を20分見たら、画面から視線を外し、遠くの景色を20秒以上みること
歯の健康と同様、目の健康にも気を配る必要があるのではないでしょうか。
ロート製薬「こどもの目の白書2025 GLOBAL編」をご参照ください。