9月1日 今日も笑顔いっぱい(2学期始業式講話)
- 公開日
- 2023/09/01
- 更新日
- 2023/09/01
人権教育
長い夏休みが終わり、今日から2学期です。学校での日常が始まります。
始業式では、校長講話として「チャンスとチャレンジ」の話と、「命を大切にしよう」という話をしました。
(校長講話より)
夏休みは、のびのびと明るい気持ちで過ごせましたか?
心の中に「天使」と「悪魔」が出てきたときは、できるだけ「天使の言葉」を聞けていましたか?
今日は、まず、登校できただけで、100点満点。
担任の先生方も私も、とてもうれしいです。
さて、今日から2学期。全校270人でスタートです。
2学期は、教室での勉強の他にも、校外学習や運動会、児童会役員選挙、音楽鑑賞、学習発表会、そして6年生は修学旅行があります。つまり、みなさんにとって、成長の「チャンス」がたくさんあるということです。
そこで、今日は「チャンス」と「チャレンジ」についてお話をします。
アメリカに、こんなことわざがあります。
「チャンスの女神には前髪しかない」 どういう意味でしょう。
前髪だけあって後ろ髪はないから、チャンスの女神が通り過ぎた後に手を伸ばしても、髪をつかむことはできない。
つまり、「チャンスは逃さず、自分からつかみにいこう」という意味です。
「さあ、もうすぐチャンスが来るぞ」と待ち構えて、「来た!よし、今だ!」さっとつかむ。こんなイメージですね。
さて、皆さんには例えばどんなチャンスがあるでしょう。
「サッカーでシュートするチャンス」「運動会を盛り上げるチャンス」
「授業で発表するチャンス」
「あまり話したことがない子と仲良くなるチャンス」
「学級委員や児童会役員に立候補するチャンス」
2学期はたくさんの行事や活動がありますから、チャンスもたくさんありそうですね。
大切なのは、そのチャンスが来たときにどうするか、です。
例えば、「集会の司会をやってみない?」と声を掛けられたとします。
やってみたいけれど、初めてだし、自信がないなあ。失敗するのもいやだなあ。
そんなときに、あのことわざを思い出して下さい。
「チャンスの女神には前髪しかない」
断ってしまえば、そのチャンスは二度と巡ってこないかもしれません。
声を掛ける人は、あなたなら大丈夫だと思って勧めているのです。
ですから、チャンスが来たら、ちょっと勇気を出してチャレンジしてみましょう。
また、チャンスの女神は、いつ、どこからやってくるか分かりません。
前髪をつかめる準備をしておくのも大事です。
今日のお話は、「チャンスが来たら、チャレンジしよう」でした。
2学期、みなさんがいろんなことに、自分からチャレンジして成長していく姿を思い浮かべると、とってもわくわくします。ぜひ、チャンスの女神の前髪、つかみましょうね。
さて、今日はこれとは別に、もう一つだけ大事なことをお話しします。
みなさんは、どの子も大事な大事な一人です。
命はたった一つで、ゲームやマンガのように、生き返ったりはしません。
自分の命や体、心を大事にしてほしい。
もし辛いことがあったら、絶対に一人で抱えずに、大人や先生に相談しましょう。
悩みを相談できるサイトも、ホームページに載せてあります。
もう一度言います。
自分の命・体・心を大事にしましょう。