大和南小日記

2月13日 児童会からの提案

公開日
2023/02/13
更新日
2023/02/13

児童会・委員会

 今、ニュースで話題となっている、トルコとシリアの大地震。
発生から1週間となり、被害が続々と報道されています。
 この惨状に心を痛めた児童会役員が、「ひどいことになっている」「一日でも早く、何かしたい」「子どもの自分たちでも、何かできることはないかな」と相談し合い、みなさんへの募金を呼び掛ける提案をしてくれました。
 集まった募金は、日本ユニセフ協会へ送り、被災した子どものための安全な水、食糧、衛生用品、薬、毛布などにかえて届けてもらいます。
 明日から金曜日まで、募金箱を校長室に置きます。放送を聞いて、協力したいと思った人はぜひよろしくお願いします。

【昼の放送での呼びかけ】
 今日は児童会からみなさんに提案があります。聞いてください。
 みなさんは、今ニュースで話題となっている、トルコとシリアの大地震について知っていますか?トルコと、となりのシリアという国は、日本から西に8500キロ離れています。飛行機でも12時間ぐらいかかる、遠い国です。今、まだ戦争が続いている、ウクライナの近くです。
 今回の地震は、2月6日、先週の月曜日に起きました。マグニチュード7.8という、とても大きな規模で、亡くなったり行方不明になったりした犠牲者は、現在3万3000人。けがをした人は8万人以上と言われています。

 みなさん、想像してみてください。
自分の住んでいる家がこわれてしまった人が、おおぜいいます。家はこわれているのに、外は寒い冬で、雪も降っています。水も、電気も、ガスも止まっています。こごえそうです。
のどもカラカラです。おなかがすいて、たまりません。それが自分だとしたら、どうでしょう。
こわれずに残った学校は、この一週間、避難所として、おおぜいの人々が不便で苦しい生活をしています。家族が亡くなってしまった子もいます。それが自分だったら。

 そんな中、8歳の女の子のニュースがありました。たおれた住宅の中から、約100時間後にお父さんと一緒に助け出された、というきせきのようなニュースです。100時間といえば、丸4日。女の子は、「水が飲めないのが一番つらかった。何度も泣いた。暗くて、すごくこわかったけど、お父さんに勇気づけてもらったから、あきらめなかった」と取材に答えていました。
 
 今でも倒れた建物の中にいる人々が、この女の子のように、一日でも早く助け出されることを願います。また、避難所で苦しい生活をしている人たちが、せめて、飲み水や食べ物、薬、暖かい服や毛布に困らないことを願います。

 そこで、みなさんに提案です。私たち子どもにもできることとして、大和南小学校児童会でもトルコ・シリアの子供たちへの募金を行いませんか。集まった募金は日本ユニセフに送り、助け出す作業にあててもらったり、水や食べ物、薬、暖かい毛布などにかえて、届けてもらったりします。
 明日から金曜日まで、校長室に募金箱を置かせてもらいます。トルコ・シリアの子供たちのために募金をよろしくお願いします。


  

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