7月20日 今日も笑顔いっぱい(1学期終業式)
- 公開日
- 2022/07/20
- 更新日
- 2022/07/20
学校ニュース
1学期終業式 校長講話より
今日で1学期が終わります。
さて、4月の始業式で、校長先生は、この大和南小学校が「笑顔いっぱい」の学校であってほしい、そのために、大切なことが3つあると話しました。それは、「あいさつ」「やる気」「やさしさ」でした。先生は、この1学期70日間のみなさんの様子を振り返ってみました。
まず、「あいさつ」です。「おはようございます」「こんにちは」「ありがとう」を、自分からたくさん言えたでしょうか。朝、通学団で登校するとき、こんな子がいます。いつも明るい声で、「校長先生、おはようございます!」とニコッと笑って挨拶してくれるのです。いつもいつも、です。見守り隊の方にも同じように言っています。そのたびに、心がすっとさわやかになります。「今日も一日、がんばろう!」と元気が湧いてきます。こんなさわやかなあいさつのできる子が、もっともっと増えるといいなと思います。大和南っ子なら、まだまだいけますよ!次は、「笑顔のあいさつ」をどちらが先にできるか、勝負しましょう。
二つ目の「やる気」です。自分から進んで、いろんなことに取り組めましたか? 校長先生は、1学期、みなさんの「やる気」をたくさん見せてもらって、とてもうれしかったです。例えば、学び合いの授業。自分から進んで、グループの子に「どう考えた?」「ここまでわかる?」と聞いて、「みんなで分かるようになろう」という、「やる気」をたくさん感じました。それから、委員会の仕事や縦割り清掃です。みんな進んで働いているので、とても感心していました。特に、高学年がとてもよい姿を見せてくれ、「やる気」のお手本となっていました。
最後の「やさしさ」。これは、3つの中で、一番大切にしてほしいことです。自分と違う考えだから、とか、気が合わないから、といって仲間外れにしたり、本当かどうかわからない噂を言いふらしたり、悪口を言ったり、ネットに書き込んだりするのは、「いじめ」という犯罪です。一人一人、だれもがかけがえのない、大切な人です。
あなたは、相手の気持ちを考えて、「やさしい言葉」「ふわふわ言葉」で話ができましたか?困っている人を見て、知らん顔せずに、やさしく声をかけることはできましたか?
この前の集会で、1年生の代表の子が、「1学期に頑張ったこと」を発表してくれました。「ぼくは、転んでいる友達に、『大丈夫?』と言いました。1学期に、この『大丈夫?』をたくさん言いました」それから、「友達のいいところをたくさん見つけて発表しました」と、言っていました。うれしいことです。
校長先生は、普段、担任の先生方から、この子のような「やさしい人」がクラスにたくさんいると、聞いています。「発見!かっこいいカード」も、「やさしい心」があるからこそ、書けるものです。
地域の見守り隊の方からも、つい最近、うれしいニュースが届きました。それは、こんなお話でした。「通学団の班長さんは背の高い6年生。そのすぐ後ろが、小さな1年生。歩く幅が違いすぎて、すぐに間が空いてしまうんです。でも、班長さんは、何度も後ろを見て、少し待って、ということを、何回も繰り返して、やっと学校に着くんです。ちっとも怒ったりしないんですよ。すごく心が優しくて、毎日見ていて感心しているんです。心がほんわか温かくなります。」こんなお話をされました。
「やさしさ」は、まわりの人を幸せにできる、魔法の力がありますね。
1学期の「あいさつ」「やる気」「やさしさ」を振り返ってお話ししました。この後も、一人一人、「もうひといきだな」というところはしっかりがんばって、「もうできているよ」というところはさらに磨きをかけ、「笑顔いっぱい」の学校につなげていきましょう。
さて、みなさんはこの終業式の後、担任の先生から「あゆみ」をいただきます。「あゆみ」というのは、1学期にみなさんが先生や友達とともに、一歩ずつがんばった「足あと」なのです。手渡していただくとき、あなたのよいところやがんばったこと、もっとよくなるためのアドバイスをしてくださいます。しっかりと受け止めてくださいね。
そして、明日から始まる42日間の長い夏休み。楽しく過ごして、9月には、心も体も一回り大きくなったみなさんに会いたいです。そのためのコツを教えます。
1 早寝・早起き・朝ごはん
2 毎日決まった時間に宿題をやる
3 夏休みだからこそできることにチャレンジしてみる
4 命を守る(交通事故、水の事故、熱中症)
みなさん、1学期、大変よくがんばりました。