大和南小日記

3月4日 今日も元気いっぱい「おはようございます」

公開日
2022/03/04
更新日
2022/03/04

学校ニュース

少しずつ春の足音を感じる瞬間が増えてきました。ふと吹く風からあたたかさを感じ、植物たちも長い冬から目覚め、だんだんと華やぎはじめました。
 登校する子供たちの中には、半そで半ズボンの子もいます。
 今日も元気いっぱいの大和南っ子です。

 「飛梅伝説」

 901年、学問の神様といわれる菅原道真は藤原時平との権力争いに敗れ、遠く太宰府へ左遷されることになりました。突然京都を離れることになった道真は、日頃から愛でていた梅の木に別れを告げるこんな歌を詠みました。

 東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春な忘れそ
「東風(こち。春風のこと)が吹いたら、香りをその風に託して大宰府まで送り届けておくれ、梅の花よ。主である私がいないからと言って、春を忘れてはならないよ」

 道真のおもいを受け取ったのか、梅の木は、一晩にして太宰府へ飛んでいったと言われています。この梅が、現在の太宰府天満宮にある、樹齢1,000年を超えたご神木、白梅に名付けられた「飛梅」です。

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