8月19日 校長先生のお話
- 公開日
- 2019/08/19
- 更新日
- 2019/08/19
学校ニュース
今日の全校出校日、校長先生のお話は校内放送で行いました。今日のお話は「平和と命」についてです。
校長先生からは、1冊の本を紹介していただきました。本の題名は「海をわたった折り鶴」です。これは、74年前、太平洋戦争で広島に原子爆弾が投下された時、被爆した佐々木禎子さんのお話です。
禎子さんは2歳で被爆したもののすくすくと育ました。元気いっぱいの女の子に成長しましたが、10歳の時に病気におそわれます。闘病中は、「死にたくない」という願いを込めて千羽鶴を折りながらも、わずか12歳でその生涯をとじました。そんな禎子さんの死をみんなが悲しみ、広島平和公園に「禎子と折り鶴の銅像」をたてました。
2001年9月11日、アメリカのニューヨークで同時多発テロという悲惨な出来事がありました。そのニュースを見ていた禎子さんのお兄さんは、大変、心を痛めました。
「どの国の人にも、こんな悲しい思いをさせたくない」という思いで、禎子さんの作った折り鶴をニューヨークに送りました・・・。
「自分も、友達も、世界中のみんなが、きらきらと輝くように命を使いたい」
南っ子のみなさん、残りの夏休みも、健康や安全に気をつけて有意義に過ごしてくださいね。