7/19 令和元年度1学期終業式を行いました
- 公開日
- 2019/07/19
- 更新日
- 2019/07/19
豊かな心を育てる(いじめ対策)
校長式辞の要約を紹介します
1「成長」について
始業式で竹の話をした。竹は、一日に1mも伸びることもある植物。でも、ただ伸びただけではすぐに折れてしまう。だから竹には「節」がある。節があるから上部にどんどん伸びていける。今日の始業式が、自分を成長させる「節目」になるように、1年かけて自分自身を成長させてほしい、というお話をした。
皆さんは、昨年より、何ができるようになったか?何をがんばったか?「あいさつ」「清掃」「勉強」「運動」「係活動」「お手伝い」「部活動」など。その他にも1学期を振り返ってみたいと思う。自分の胸に聞いてほしい。まず、交通安全。登下校中、道の端を班員並んで歩けただろうか?また、4つ角や道路の飛び出しはしなかっただろうか?学校の廊下は「あ・ゆ・み」ゆっくり歩けたか?
次に、人に嫌な思いをさせなかっただろうか?自分では深い意味はなくても、相手にとっては心に傷を負わせてしまうことがある。これをいじめという。いじめは絶対にダメ。1学期、ふわふわ言葉が学校内、いたるところで聞こえてきた。たいへんうれしく思った。ふわふわ言葉は自分だけでなく、周りにいる友達まで気持ちが明るく楽になる。
大切なことは、自分がどれだけ成長できたかをきちんと振り返られることだと思う。自分ががんばったことや自分の成長をぜひ自信にしてほしいと思う。そして、今よりもっと自分を好きになってほしいと思う。富士小をもっと好きになってほしいと思う。
2「命」について
ちょうど1年前、西日本豪雨で多くの家や建物、道路、橋、自動車などが流され、多くの人が犠牲になり、多くの被害が出た。災害ゴミが学校の校庭に運び込まれる学校があったり、校舎の1,2階に浸水して再開できない学校も多くあったりした。
皆さんは、1学期の間、大好きな富士小学校で、元気に運動したり遊んだり勉強したり、さまざまなことにチャレンジすることができた。けれども、1年前の西日本の小中学生の中には、豪雨で被害に遭い、中には、家も失い、教科書も失い、ランドセルも失い、大好きな学校も臨時休校になってしまった子も、全国に多くいた。命の大切さを改めて胸に刻んでほしい。
夏休みも、2学期からも「交通事故禁止!」「いじめ禁止!」です。親からいただいた、おじちゃんおばあちゃん、おおおじいちゃんおおおばあちゃんからいただいた、大切な命。世の中に、たった一つしかないあなたの命。この夏休み、絶対に大切に守ってほしい。そして、命あること、周りの仲間がいること、家族がいること、学校があることに、感謝の気もちを持ってくれるとうれしく思う。2学期始業式、元気な顔を見せてほしい。
「命を大切に、命を輝かせて」夏休みも安全に生活してほしい。