9月9日(月)小田凱人選手 夢の金メダル
- 公開日
- 2024/09/09
- 更新日
- 2024/09/09
校長室より
パリ・パラリンピックの車いすテニス男子シングルスで一宮市立西成中学校出身の小田凱人選手が優勝し、金メダルを獲得しました。一宮市役所では7日の夜にパブリックビューイングが行われ、勝利の瞬間に会場は熱気で沸いたそうです。
小学校3年で骨肉腫の手術をし入院したときに、国枝慎吾さんがロンドンパラリンピック決勝で金メダルを取った姿を見て、退院したらテニスをすることを決めたという小田選手。その後も厳しい闘病生活を経て、世界で活躍する選手になったことは皆さんご存じのとおりです。小田選手はプロに転向したときインタビューで「病気と闘っている子供たちのヒーロー的な存在になりたい」と答えたそうです。今回の決勝戦では、第3セットでゲームカウント3−5となり、あと1ポイント取られたら負けるという状況から驚異的な粘りを見せ、4ゲームを連取して最後は7−5で大逆転勝利を見せてくれました。「最後まで諦めない」ことで夢を現実のものにした小田選手、世界の大舞台で一番になるためのたゆまぬ努力を続けてきた小田選手がスーパーヒーローとなった瞬間でした。本当におめでとうございました。