学校日記 「きらわく」

1/7 3学期始業式

公開日
2025/01/07
更新日
2025/01/07

校長室

 屋内運動場で、学年ごとに静かに整然と入場した西成っ子たちが、心地よい緊張感の中で、3学期始業式に臨みました。校長先生の話をしっかりと聞き、校歌をしっかりと歌うことができました。3学期の良いスタートが切れました。すばらしい西成っ子に感心しました。

【始業式の話の概要】

 新年あけましておめでとうございます。
 今年は豪雪で、大変なお正月を迎えている地域があると報道されています。2024年は新年早々に、大きな災害や事故が立て続けに起きました。これらの出来事は予期できず、突然に発生します。だからこそ、日頃からの訓練や備えがとても大切であることを心に刻み込んでおいてください。
 令和7年が始まりました。みなさんは、クリスマスに大みそか、お正月など、楽しく、思い出いっぱいに過ごすことができたと思います。インフルエンザなどの感染症が、かなり猛威を振るっています。感染予防に努め、学校生活はもちろん、下校後や休日の家庭生活でも、体調管理に努めていきましょう。
 今年の干支は、「蛇、巳年」です。多くの人は苦手意識を持っていますね。しかし神社のご神体がヘビというのは珍しくないし、「白ヘビは神の使い」「ヘビの抜け殻は金運のお守り」など、ヘビを神聖なものと考える例は全国各地にあります。また、蛇は表面が傷ついても、脱皮をすることで傷のない姿に戻るという性質から再生と治癒のシンボルとされました。脱皮を繰り返して成長するヘビは、再生を意味する吉兆です。こうした意味から巳年は「新しい挑戦や変化に対して前向きな姿勢を示す」「夢や着々と準備してきたことに思い切ってチャレンジする」絶好の年です。西成っ子たちもどんどんと挑戦して、こつこつと頑張ってきた努力が実を結び、目標を達成できるチャンスの年にしていきましょう。
 そこで大切なのは、目標を決めることです。そして、みなさんが自分の目標を忘れずに、がんばり続けることです。そのためには、具体的な目標にすることが大切です。毎日復習するや30分以上取り組むなどにすると、自分のがんばりを確認することができ、目標が達成できたかどうかがはっきりとします。もう一つは、自分が立てた目標を人に伝えることです。弱い気持ちになったときでも、他人に自分の目標を伝えていると、がんばる力がわいてきます。皆さんが立てた目標を達成できるよう期待しています。
 最後に、元オリンピック代表選手の「自分を自分でほめてあげたい」という言葉を紹介します。この言葉は、苦しい中でもがんばり続けたことを表した言葉だったそうです。みなさんも自分を褒められるくらいがんばって1年間のまとめを行い、最後に大きな実を結び、「理想の西成っ子」となることを期待しています。