9/27 Meet朝礼 表彰伝達・教生先生の挨拶・校長先生のお話
- 公開日
- 2021/09/27
- 更新日
- 2021/09/27
校長室
今朝のMeet朝礼では、まず「第70回一宮市子ども写生大会」の入賞者、各学年1名ずつに表彰状が渡されました。夏休みに、一宮市博物館で開かれた「一宮市子ども写生大会作品展」に学校代表として出品された西成っ子たちです。頑張って描いた素敵な絵をありがとう。そして、おめでとう。
次に、今日から10月15日(金)まで、3週間にわたって6年1組で教育実習を行う大学生の先生が挨拶をしました。みんなと一緒に頑張って先生になるための勉強をしていきますので、よろしくお願いします。
最後に、10月3日(日)の「きらわく体育発表会」に向けて、校長先生のお話がありました。内容は以下の通りです。
今週で9月も終わり、2学期が始まってから、約1か月が過ぎようとしています。時間がたつのは本当に早いものですね。西成小のみなさんは、2学期が始まってからも、毎日しっかりとコロナ対策をして生活できていますね。マスクの着用、手洗い、換気にディスタンスと、日頃から先生たちと一緒に、みんなの安全を考えて生活していることに、校長先生はとても嬉しく思います。これから、授業だけでなく、運動会を初めとして、たくさんの行事なども行われていきます。引き続き、みんなで新型コロナウイルスの感染予防に努めていきましょう。
いよいよ10月3日(日)の「きらわく体育発表会」が迫ってきました。運動場で行われている、みなさんの熱の入った練習を見ていると、本番当日がとても楽しみになってきました。笑顔いっぱいに元気に楽しく踊っている姿は、きらきらと輝いていて、気持ちがわくわくしてきます。練習時間も、残りわずかとなってきました。最後まで一生懸命に取り組んで、素晴らしい体育発表会にしていってほしいと願っています。
ところで、校長先生が始業式の日にお話ししたことを覚えていますか。オリンピックやパラリンピックのお話のことです。その中で、「最高の力を発揮するために、『チーム西成小の和(輪)!』を意識して取り組んでいきましょう。学校・学級のリーダーや係の代表、グループの仲間を中心に、チームの力と個人の力を発揮して、チームみんなで最高のパフォーマンス(表現)をし、『ひとみきらきら むねわくわく』で頑張ってほしい」という「チームワーク」のお話でしたね。
今度の体育発表会は、まさにそれが表れる場の一つとなります。そこで、今日は、「チームワーク」に対して「個人ワーク」というテーマのお話をします。普通「チームワーク」に対して使う言葉は「個人プレイ」なのですが、あえて「個人ワーク」という言葉にしました。普段から校長先生は、授業中、みんなの学習の様子をよく見に行っていますが、いつも感心することがあります。漢字や計算などのテストのとき、図工や家庭科の作品づくりのとき、そして先生方の大切なお話を聞いたり映像資料を見たりしているときなど、本当に集中しているなと感心しています。真剣な眼差し、凛とした姿勢、研ぎ澄まされた静けさ、黙々と取り組む姿がすごいのです。校長先生は、この様子を見ていて「西成小っ子たちは、この集中力があれば、いろいろな活動にとても期待できるな」と嬉しくなります。
集中して学習ができるということは、もちろん学力が高まることに繋がるのですが、それだけでなく、一人一人の集中力が高くなることによって、オリンピックの場面のようにチームの力がぐんと上がるということです。集中力というのは、勉強だけでなく、スポーツや絵を描いたり音楽の練習をしたりするときにも、とても大切な力なのです。ですから、一人一人の集中力が高まれば、野球やサッカー、バレーやバスケットなどのチームの力「チームワーク」がよくなります。そして、体育発表会での演技も、一人一人が集中して頑張れば、短い期間でも、素晴らしい演技ができあがるのです。
個人の力を高めることは、決して自分だけのためではないのです。だから校長先生は、あえて「個人プレイ」ではなく、個人、一人一人が努力すること、頑張ることを「個人ワーク」と言うことにしたのです。「個人ワーク」を頑張って、一人一人の力を高めましょう。それが「チーム」のために必ず役立ちます。学校、学年、学級、仲間のためには、そこにいる一人一人の力がとても大切なのです。「チーム西成小の和(輪)」を意識して、一人一人が、そして西成っ子みんなで頑張っていきましょう。