先週金曜日に、本校卒業生でダカールラリードライバーの三浦　昂さんをお迎えし、「ダカールラリーへの挑戦　夢中になれることに出会おう」と題して、講演をしていただきました。
　今回の講演は、キャリア教育を学習している６年生が企画運営を務めることとしました。６年生は、三浦さん来校を心待ちにしながら、ポスターを作成し校内に掲示したり、一緒に講演に参加する４・５年生に三浦さんについての紹介プレゼンを行ったり、会場を清掃し飾りつけを行ったり、歓迎の気持ちを込めたくす玉を作成したりと準備を進めてきました。
　三浦さんが講演の中で「たとえ個人プレーの競技であっても、それは一人で成し遂げた記録ではない。競技の場を準備してくれる人、清掃をしてくれる人、送迎をしてくれる人など、知らないところでも支えてくる人がいて、一人でできることは何もない」とおっしゃっていました。今回の経験で子どもたちは、その言葉を実感をもって受け止めたことと思います。
　講演会に向けて協力できたことは子どもたちの自信となり、三浦さんにお会いでき、今日までの歩みの中で感じられたことを率直にお話いただけたことは、忘れられない時間となったと思います。サウジアラビアでの三浦さんとチームの皆様のご活躍を願っています。