9.4 心のつながりを備えとして
- 公開日
- 2023/09/04
- 更新日
- 2023/09/04
校長室より
今日は地震と火災を想定した避難訓練を行いました。今年は関東大震災から100年を迎える年です。関東大震災では、10万人もの人たちが行方不明や命を落としたと言われています。
防災の専門家の言葉に「災害に強い町づくりに欠かせないのは住民同士の心の絆」という言葉がありました。この言葉は学校についてもあてはまります。子どもたちには、「自分の命と同じように周りの人たちの命も大切に思う心が、大きな災害からみんなを守ることにつながる」と話しました。緊急時に集まった時には、人の話や大声で不安を感じる時があります。一斉下校や全校集会でも一人一人が落ち着いて、自分のため、周りの人たちのためにとるべき行動を考え、実践していくことが、いざというときに自分や周りの人たちを助けることにつながります。また、通学団での登下校で、互いの家や交通事情を知っておくことも大切なことです。日常のかかわりを通じて心のつながりを育て、災害への備えとしていきたいと思います。