1.7 すべては光る
- 公開日
- 2010/01/07
- 更新日
- 2010/01/07
校長室
3 学 期 始 業 式 の 話
あけましておめでとうございます。
終業式に、冬休みには、家の手伝いをたくさんすることを話しました。お手伝いをした人、手を挙げてください。ほとんどの人ができましたね。さすが向山小学校の子ですね。
さて、元日の朝は、あいにくの雪で初日の出は見られませんでしたね。しかし、先生は真っ白な雪景色が次第にはっきりしてくる様子を見ながら、新しい年が始まるのだなあと実感しました。そして、日本のどこかで初日の出が見られたところがあるはずだと、すぐに調べてみました。ありました。それが、これです。(初日の出の写真を見せる)いよいよ2010年が始まるのだと言わんばかりに輝く日の出ですね。この初日の出を見て、こんな詩を紹介したいと思います。坂村真民という人の「すべては光る」という詩です。一緒に読んでみましょう。
すべては光る
光る 光る すべては 光る
光らないものは ひとつとしてない
みずから 光らないものは
他から 光を受けて 光る
自ら光る太陽は偉大です。また、太陽の光を受けて光っている月も、なんと美しいことでしょう。みなさん一人一人もみんな輝いているのです。「どうせ自分なんか、何をやってもだめだ」と思っている人がいたら、それは違います。みんなそれぞれにすばらしいところをもっています。あゆみにみなさんの頑張ったところが書いてありましたね。それが、「光る」ということなのです。自分で自分のすばらしいところに気づかない人は、お家の人が、先生が、友達が見つけてくれます。そうやって光をあててくれます。だから、「すべての人は光る」のです。
ところで、お正月に書初めをした人いますか。いますね。先生も書初めをしました。何と書いたでしょうか。これです。「すべては光る」です。
さあ、今日から3学期が始まります。みなさんが、この3学期にどれだけ「光る」か楽しみにしています。