学校日記

12.7 人権についての話

公開日
2009/12/07
更新日
2009/12/07

校長室

 12月4日から10日まで、人権週間です。「人権」とはなんでしょうか?改めてみんなで考えてみましょう。
 人権を尊重するということをやさしく言い換えると、「自分を大事にするのと同じくらい他人も大事にする」ということです。「自分がいやなことは他の人にもしない」ということです。
 もっと言えば「困っている人や悲しんでいる人、寂しがっている人を見たら、その人の気持ちを自分の気持ちに置き換えて考えられる人になる」ということです。自分の前で友達が転んだ。「ああ痛いだろうな、と考えることができる人間になる」ことです。
 人権侵害には、「いじめ」「仲間はずれ」「差別」「暴力」「言葉の暴力」などいろいろあります。もちろん、けがをさせて体に傷をつくることも人権侵害です。

 <テノール歌手 新垣 勉の歌をスクリーンに映して流す>・・・すばらしい歌声ですね。この歌を歌っている人は、新垣 勉という歌手です。この人は、両目が見えないのです。そして、お父さんはアメリカ人、お母さんは日本人です。だから、顔も日本人離れした顔をしているのです。子どものころには、目が見えないということでいじめられ、日本人離れした顔をしているということで仲間はずれにされ差別されたそうです。とってもつらく悲しいことです。
 みなさん、目をつむってみてください。真っ暗な世界ですね。その状態でご飯を食べたり、いろいろなところへ移動する自分を想像してみてください。そのときに、いじめられたらどんな気持ちになりますか。・・・目を開けてください。人の気持ちになって考えるというのは、こういうことなのです。

 さて、みなさんには、仲間はずれにしたり、いじめたりする子になってほしくないのはもちろんですが、もし仲間はずれにしたりいじめたりする子がいたとしたら、それに厳しく立ち向かう子になってほしいと思います。相手の立場になって考えたり、行動できる人こそ思いやりのある子です。思いやりに溢れた学校をみんなで作っていきましょう。

 今週は人権週間ということで、9日(水)に人権に関するビデオを全校で見ます。また、道徳の時間にも思いやりなど人権に関するテーマで考えます。人権については、算数や国語などの勉強も大切ですが、それ以上に大切な勉強です。しっかり学んでほしいと思います。