仲よく、きまり正しい子
- 公開日
- 2009/05/18
- 更新日
- 2009/05/18
校長室
先週、向山小学校の3つの大きな目標の一つ「よく考え、すすんで学ぶ子」について、お話をしました。今日は二つ目の目標「仲よく、きまり正しい子」についてお話をします
言葉には、人を傷つけたり、悲しくさせる言葉があります。それを「チクチクことば」と呼びます。人の心にチクチクととげのように突き刺さる言葉です。ひょっとして、言われたことがある人がいるかもしれませんね。だとしたら、残念なことです。
それとは反対に、人を思いやる、優しい言葉があります。それを「ふわふわことば」と呼びます。言われるとうれしくなったり、元気が出たり、心が温かくなる言葉です。1年生は聞いたことがありますね。
例えばどんな言葉があるでしょう。
「ありがとう」
「だいじょうぶだよ」
「ぼくが・私がやってあげるよ」
「一緒にがんばろう」
「一緒に遊ぼう」
今までに、こういった「ふわふわことば」を一度でも言われたことのある人は、手を挙げてください。たくさんいますね。ということは、「ふわふわことば」を言う人がたくさんいるということです。うれしいですね。
この「ふわふわことば」がいっぱい言える人は、友達がいっぱいできる人です。だから、「ふわふわことば」は、友達がいっぱいでき仲良くできる魔法の言葉なのです。逆に「チクチクことば」を使う人は、友達がどんどん減って一人ぼっちになる人です。みなさんは、どっちのことばを使いたいですか?友達がいっぱいできる「ふわふわことば」を使いたいですね。
「仲よく、きまり正しい子」というのは、きまりをしっかり守り、「ふわふわことば」をいっぱい使える子という意味なのです。さあ、向山小学校のみんなが、「仲よく、きまり正しい子」になることを願っています。