学校日記

「よく考え、すすんで学ぶ子」

公開日
2009/05/11
更新日
2009/05/11

校長室

 この向山小学校には、みなさんがよい子に育つように、3つの大きな目標があります。その一つに「よく考え、進んで学ぶ子」という目標があります。今日は、この目標についてお話をします。
 先生は、毎日みなさんが勉強している様子を見ています。みなさんが楽しそうに一生懸命勉強している姿を見ていると、先生はうれしくなります。ところで、この目標にある「よく考える」ためには、何が大切になるでしょうか。それは、お話をしっかり聞くということです。先生の話、友だちの話をしっかり聞くことです。入学式で1年生と「お話聞ける1年生」の約束しましたね。また、始業式で全校のみなさんとも約束をしました。さて、どうですか?できていますか?
授業の中で、先生は今何を聞いたのかな?何を説明されたのかな?そして、友だちの発表は何が言いたかったのかな?というように、まずしっかり聞くことがあってはじめてよく考えることができます。特に、クラスの友だちが、自分の考えていることと違う考えを発表した時が大切です。それは、もう一度自分の考えを考え直すことができるからです。友だちがいったこととどこが違うのか、なぜそう考えるのか、お互いに考えることが大切なのです。学校でみんなと一緒に勉強するという意味はそこにあるのです。
だから、間違えることは恥ずかしいことではありません。学校は間違えるところです。分からないから、学校で勉強するのです。恥ずかしいのは、人の間違いを笑ったりばかにしたりすることです。友だちの考えをしっかり聞くというのは、友だちを大切にすることですし、友だちから学んで自分が賢くなるということなのです。
 さあ、先生や友だちの話をしっかり聞いて、自分の考えをどんどん発表しましょう。間違えることを恐れず進んで発表し、一生懸命勉強しましょう。向山小学校のみんなが「よく考え、すすんで学ぶ子」になることを願っています。