学校日記

5月20日 5年生 どの子でも

公開日
2020/05/20
更新日
2020/05/20

5年生

大学の友達と、久しぶりにテレビ電話で話した。
友達も先生になり、クラス担任をしている。
その友達の学校も休校中。「もうすぐ学校がはじまるね!」などと話していた。

友達のクラスの子どもは3人。
教えているその子は、話さない。立たない。文字を書かない。
毎日学校に来て、授業を受ける。
友達は、その子の目やかすかな表情から、気持ちをくみとって授業しているそうだ。
授業といっても、友達がその子に話しかけたり、体のストレッチをしたり、一緒にトランポリンにのったりというもの・・・。

友達は言う。毎日教えるのが本当に楽しいと。
その子が反応を返してくれると、もっと色々なことを伝えたくなると。

誰にでも教えることができる。誰でも学ぶことができる。
教えるとは? 学ぶとは?
友達と話してると、いつもそんなことを考えさせられる。
友達はきっと、全力でその子に何かを伝えようとしていて、その子はありったけの力で先生に伝えようとしている。
こんな学びの形があるんだなあと思った。

学べることって、ステキだね。