学校日記

4月29日(土・祝) 今日は昭和の日です その2

公開日
2024/04/29
更新日
2024/04/29

校長室便り

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校長先生の親が生まれたころの昭和十年代後半は、第二次世界大戦という大きな戦争の最中でした。

広島や長崎には原爆が投下されるなど、日本にとって、とても苦しく厳しい日々がありました。

敗戦国となった日本は、その後、当時の人たちの努力で少しずつ復興を遂げ、高度経済成長を果たし、大きく発展していったのです。

大きな変動の昭和を経て、今の平和な生活があることから、今日の「昭和の日」には『昭和の時代に思いを馳せ、今日の生活に感謝をしよう』という意味があるのですね。

日本のバトンを受け継いでいる私たちにも目の前にいろんな問題が山積していますが、昭和の人たちが苦難を乗り越えてきたように、前向きに、そして、たくましく生活して、問題を克服していきたいですね。

イラストは校長先生が子どものときの家具がのっていますが、みなさんは見たことがあるでしょうか。携帯電話やスマホはなく、校長先生の家にはダイヤル式の黒い電話が1つあるだけでした。友達と長電話(10分ぐらい)をして親に叱られたのを思い出します。

ラインやメールなんてありませんでしたので、自分の気持ちを伝えたいときには、直接会ってお話しするか、手紙を書いていました。手紙の返事はすぐには来ませんが、それを待つ時間はワクワク感があって楽しい時間でした。便利な令和の今とずいぶん違いますが、私にとっては、とても幸せで懐かしい思い出の時代です。

GWなので、祖父母の方に会う機会があるかもしれません。昭和はどんな時代だったか、ぜひ聞いてみてくださいね。