2月24日(土) 1年 読書感想文
- 公開日
- 2024/02/24
- 更新日
- 2024/02/24
1年
本校の1年生の児童が読書感想文コンクールの一宮地区代表に選出された時の作品を紹介します。
題:『ぼくがねずみになる』
「けんかのたね」ってなんだろう。ぼくはアサガオのたねやスイカのたねはしっているけど、「けんかのたね」はみたこともないし、まいたこともないなあ。でも、けんかならいっぱいしたことがあるよ。
ぼくにはおねえちゃんがいる。おねえちゃんとは、まいにちいっぱいけんかをする。おねえちゃんがよんでいたほんをぼくがかしてといってけんかになったり、やりたくないおてつだいをどっちがやるかでもめたり。ぼくがないたりおこったりするから、だいたいはおねえちゃんがゆずってくれる。おねえちゃんがあやまってくれることはあるけど、ぼくがあやまったことはほとんどない。おねえちゃんはこのとき、どんなきもちなのかな。
このおはなしにでてくるねずみは、なにもわるいことをしていないのに、ぜんぶじぶんのせいだといってあやまる。けんかをしているみんながわるいのに、どうしてねずみのせいにされて、ねずみがあやまらなくちゃいけないんだろうって、ぼくはふしぎにおもった。ねずみがかわいそうだ。
でも、もしかしたらぼくのおねえちゃんも、ねずみといっしょなのかもしれないとおもった。ほんとうはあやまりたくないのに、ぼくがあやまらないから、けんかをおわらせるために、がまんしてあやまってくれているのかな。ぼくは、じぶんはわるくないって、いつもおねえちゃんのせいにしてばかりなのに。
ぼくは「けんかのたね」をまいたことがないとおもっていたけれど、このほんをよんで、いままでたくさん「けんかのたね」をまいてきたことにきづいた。そして、いつもおねえちゃんが、たねがおおきくそだたないようにしてくれていたんだ。これからもぼくは「けんかのたね」をたくさんまいちゃうかもしれない。でもこんどはぼくが、ねずみになるばんだ。ひとのせいにしないで、じぶんからあやまることができたら、きっとおねえちゃんはびっくりするだろうな。