11月28日(火) 人権集会のおはなし
- 公開日
- 2023/11/28
- 更新日
- 2023/11/28
校長室便り
児童会のみなさんが、人権の意味と、普段の生活の中でどんなことに気をつけるとよいか考える寸劇を行ってくれました。
「人権」とは、すべての人が、生まれながらにもっている権利で、「人が人として、社会の中で、自由に考え、自由に行動し、幸福に暮らせる権利」です。性別や肌の色、産まれた場所などで差別をするようなことがあっては絶対に行けません。自分を含め、まわりの人たちが笑顔で幸せに暮らすためにはどうすればよいか、人権週間にみんなで考えていきたいと思います。
小学2年生の子の作文を紹介します。(読み聞かせ)
作者の子は、みんなが幸せになるために、自分うれしかったぽかぽかことばを使うようにしたいと考えました。そして、とげとげことばを使ってしまったときには、ちゃんと謝りたいと考えました。人は、つい自分中心になって人が傷つくようなことばを使ってしまうことがあります。そのことに気がついて、ちゃんと謝ることはとても大切なことです。人は失敗しながら成長していきます。失敗は成長するためのチャンスなので、「ごめんなさい」の気もちをちゃんと伝えられる人になりたいと思います。
クラス以外にも、みなさんにとってとても大切な場所があります。どこかわかりますか?
(「通学団です」と1年生の子がすぐに答えてくれました。うれしかったです。)
そう、通学団ですね。毎日一緒に登下校する地域の友だちが笑顔でいてくれるように、心配りをすることも人権を大切にすることにつながっています。そして、友だちにはいつも我が子のことを考えている保護者の方がいます。友だちが笑顔でいられることは、おうちの方も笑顔でいられることになります。みなさんのやさしい心配りは地域のみんなが幸せになることにつながっています。クラスも通学団も人として成長するためのとても大切な場所なんですよ。
今日の児童会の寸劇や校長先生が紹介した作文、人権週間で学校で感じたことを、ぜひおうちの人にも伝えてください。そして、みんなが幸せになるためにどんなことを心配りするとよいか、家族で自分の思いを伝え合ってほしいと思います。よろしくお願いしますね。