10月16日(日) 5年生のみなさんへ【まもなく稲刈りです】
- 公開日
- 2022/10/16
- 更新日
- 2022/10/16
校長室便り
昨日、6月に5年生が田植えをした田んぼの近くを散策していると、稲作ボランティアの代表の方と出会いました。今週稲刈りをする準備のために、作業をしてくださっていたそうです。
今までの記事で、稲が風で倒れてしまっていたことを伝えましたが、稲が倒れていると稲刈りをする作業は機械でも大変なんだとか。パワフルな5年生のみなさんなら、張り切ってやり遂げて、昔の農家さんの苦労を体験するよい機会にしてくれますね。
田植えのときにみんなが集合した田の東側の広場には、今大きなビニルハウスが建てられています。集まる場所をつくる必要があるということで、田の北側の稲刈りをしてみんなが集まるスペースを作ってくださっていたのだそうです。稲わらのにおいがしてとても気持ちがよい空気になっていました。
みんなが植えた稲の種類は「はつしも」。これは、岐阜県で有名な品種で、他の田は「愛知のかおり」を育てているところが多いそうです。「はつしも」は「愛知のかおり」よりも背が高い特徴があるので、実が実って重たくなると他の品種よりも倒れやすくなるのだとか。倒れると作業の苦労が増えますが、「はつしも」の味にほれ込んで、ずっとこの品種を育ててみえるそうです。
みなさんは普段どんな品種のお米を食べているか知っているかな。苦労をして収穫した「はつしも」をおうちで食べる日が待ち遠しいですね。その日のために、今週はみんなで力を合わせて稲刈りをがんばってくださいね。みなさんの知らないところで他の管理をしていろいろなことを教えてくださるボランティアの方への感謝の気持ちもしっかりと伝えられる行事にしていきましょう!