学校日記

5.10(火)集会での話について

公開日
2022/05/10
更新日
2022/05/10

校長室

 入学式、始業式から1か月が過ぎました。また、今週末には1年生にとっては初めて、2・3年生にとっては新学年で最初の中間テストの範囲発表があります。そこで、9日(月)の放送による集会では、以下の二つの話をしました。
1、「慣れ」について
 新しい生活などに慣れることは、人がもつ大切な適応能力だと思います。周りの環境に違和感がなくなり、リラックスして心が安定します。そのことで、より人との関係が深まったり、もっている能力や力を発揮したりすることができます。「慣れる」ことは、その人の生活の向上につながるのだと思います。
 しかし、慣れることは良いことばかりではありません。慣れること、慣れすぎてしまうことで、今まで注意してきたことや気遣ってきたことが、おろそかになってしまうこともあります。
 1か月過ぎた今が良い機会です。授業や係活動、友人関係など、慣れすぎていないかという視点で見つめ直してほしいと思います。
2、学習について
 中間テストの範囲発表が今週の金曜日にあり、テスト期間に入ります。日頃の学習ももちろんですが、このテスト期間中の学習もとても大切です。
 テスト期間は、今までの学習内容の復習をする大切な機会でもあります。今までうろ覚えだったことやわからなかったことを、はっきりさせることができます。忘れていたことを思い出し、確認することができます。テスト勉強に取り組んだ分だけ、日頃の学習以上に知識や技能が身についていきます。
 テスト勉強と聞くだけで、気が重くなる人が多いと思いますが、見方を少し変えて、自分の力をつける、高める、そんな前向きな気持ちで取り組んでほしいと思います。
 また、心の余裕が生まれるように、早めの取り掛かりが大切です。今週の金曜日の範囲発表を待たず、目標と計画を立てて進めていってください。