10月16日(水) 1年生 緑野に光 vol.13
- 公開日
- 2024/10/16
- 更新日
- 2024/10/16
1年生
“神に祈る”
10月の和名は神無月(かんなづき)。
10月に全国ほとんどの神様は会議を行うため出雲大社(島根県)へお出かけになり、神様が不在になるので「神無月」とする説が有力。(この場合、島根県は神様が多くおられるので「神在月(かみありつき)」とよぶ)
「苦しい時の神頼み」
私たちは神様を利用するのは大体が苦しい時、願いを叶えたい時。神社への参拝は、神様に願いを聞き入れて頂くため、お願いするためというのが定番。
「お礼参り」
お礼参りとは、神様に願い事が叶ったと感謝の気持ちを伝えること。これが神社参拝の本来の目的の一つ。伊勢神宮は、感謝の気持ちを天照大御神(あまてらすおおみかみ)に伝える所である。
つまり「お願い」と「お礼・感謝」はセット!
しかし現実は、神様にお願いするばかりでお礼を忘れていることが多い。
人間関係も同様では? 他人に頼み事ばかりして、自分のために尽くしてくれた方へのお礼や感謝が欠落するなんてことが多くないだろうか?
神への接し方は他人への接し方を暗示している。
・良い結果は自分の手柄、悪い結果は他人のせい
・良い結果は人様のお陰、悪い結果は自分の責任
良い人間関係は築け、潤いが生まれるのはどちらだろう?