9月10日(火) 1年生 緑野に光 vol.2
- 公開日
- 2024/09/10
- 更新日
- 2024/09/10
1年生
“残酷・・残暑、酷暑延長戦”
旧暦9月(ほぼ現在の10月)の別名は「長月(ながつき)」
日中でも涼しさを感じる日が多くなり、日の入りが早くなるので「夜が長い月=夜長月」、あるいは秋雨の時期になることから「長雨月」から変化したものと言われる。他にも「稲刈月」「寝覚月」「紅葉月」など風情のある美しい異称がたくさんあるようだ。
が、これは「今は昔」の世界。9月になっても連日の猛暑が続き「長い夏」が終わる気配がない。「秋の訪れ」の語が出てくる隙間がない。
9月は新米や秋の味覚の出始めの時季だが、世間では米不足、野菜の高騰等、「長い夏」の影響で例年の季節の味わいが削がれている。
学校ではエアコンが長時間ほぼフル稼働中で、省エネのために切る!なんて発想自体がない状況。
9月は新学期の始まり、と同時に前期終了の区切り。長かった前期の締めが行われている。国政で政党党首の選挙が行われるように、学校では後期生徒会役員選挙の公示がされ、今月下旬の投票日まで長い選挙運動が始まっている。
今週末には中間テストの出題範囲発表。9月早々に行われるということで、1学期内容や夏休み課題が多数含まれる。つまり出題範囲が「長い」。
という訳で、長月は「夏の長さを実感する月」と言えそうだ。