学校日記

3月15日(土) 女子ハンドボール部 一年生大会

公開日
2025/03/15
更新日
2025/03/15

部活動

  • IMG_4176.jpeg
  • IMG_4177.jpeg
  • IMG_4178.jpeg

https://ichinomiya.schoolweb.ne.jp/2320069/blog_img/232298694?tm=20250315201525

https://ichinomiya.schoolweb.ne.jp/2320069/blog_img/232298695?tm=20250315201525

https://ichinomiya.schoolweb.ne.jp/2320069/blog_img/232298696?tm=20250315201526

3月15日、一宮市一年生大会が行われました。

リーグ戦、決勝リーグ決定戦、リーグ戦と続いていく、彼女たちにとっては長い1日でした。

はじめのリーグ戦。以前は勝ったのことある相手。序盤、どちらも思うように得点できない我慢の時間。相手に先制され2点差、巻き返しをかけてディフェンスを変えましたが、パスミス、シュートミスが続いて点差は縮まらず、敗戦。相手チームからは歓喜の声。一度うちに負けたという悔しい経験が試合の節々でプレーとして表れた結果だと痛感しました。最後のリーグでもう一度勝負し、この雪辱を果たす。そう意気込んで、次の決勝リーグ出場を賭けた決定戦にのぞみます。

決勝リーグ決定戦。相手は唯一負けたことのある相手。その相手に勝つ、それが今回の大会の大きな目標の一つでした。よく集中し、よく走り、よく守る理想の展開。一点差をつけて、追いつかれ、また一点差をつけるそんな展開。ディフェンスも噛み合い、ひっくり返されることはないながらも、同点のままお互いに終始緊張した状態で終了のブザー。第一延長に突入します。速攻場面が何度もありましたが、得点までつながらない。我慢の時間。そのまま第二延長へ突入。第一延長と同様に、守る、走る、シュートを繰り返しますがゴールに嫌われ得点にならず同点のまま終了。最後は代表一名による7mスロー対決となりました。先攻は萩原、悪くないコースでしたがキーパーのナイスセーブで得点ならず。ここで止めればイーブン、、、ですが、一瞬早く反応した逆をつかれ得点を許し惜敗。選手たちの目からは止まることのない涙。こんな選手たちの姿ははじめてでした。ですが、試合はまだ残っています。ここで下を向いたままでは、残りの試合をすべて無駄にしてしまう。30分で切り替えるよう指示をして、午前中を終えます。

その間も、応援の先輩たちに励まされ、また自分たちでも話をして、気持ちを持ち直したことは本当にすばらしいことだと思います。残りの試合は、よく考え、よく動き、よく集中したプレーが目立ち、終始優勢に試合を進めることができ、結果は3位で大会を終えました。

優勝を目標にしてきた選手たちです。その思いの強さが決勝リーグに進めなかったときの涙だと思います。あの時の自分が止めていたら、自分が得点を決めていたら、もちろん結果は変えられたでしょう。ですが、本当に悔しいと思えたその経験こそがかけがえのないもので、その経験が半年、また1年後の結果にきっと結びつくと思います。次は負けて涙せず、勝って涙できるよう、選手たちにそんな経験をさせてあげたいなと心から思います。

保護者の皆様、早朝から送迎と声援をありがとうございました。真面目な選手たちは、しっかりと技術を身につけて、それ以上に心を強く、たくましく成長しています。球技に疎かった選手も、こぼれ球を必死に追いかける、強引に突破しパスを繋ぐ、自分にできるプレーを必死に考え挑戦する、7人しかいないながらも全員がチームの勝利のために必死になれる、そんな姿が本当に嬉しいです。いま以上にハンドボールを楽しみ、活躍する姿をお見せできるよう、さらなる成長目指して励んでまいります。

二年生、自分たちが1年前そうだったように、後輩たちを支えてくれてありがとうございます。苦しい時の応援は本当に力になります。もっとたくさんのことをかわいい後輩たちと共有し、会話し、萩原中ハンドボール部としての伝統を伝えてあげてください。本当にありがとう。

私事ですが、左足を怪我しても最後まで審判を続けたのは、怪我をしながらも試合中は苦しい顔ひとつ見せず、走り続けた選手たちがいたからです。そんな選手がいるのに、自分だけリタイアはできないと思ったからです。私自身も、選手たちから力を、大切な心を日々学ばせてもらっています。今後も、ご支援ご協力をお願いいたします。