10月11日(水) 中学校生活最後の体育祭
- 公開日
- 2023/10/11
- 更新日
- 2023/10/11
3年
本日、3年生にとって中学校生活最後の体育祭が行われました。生徒たちは、学年競技、リレー、大玉送り、表現運動などの各種目に一生懸命取り組むことができました。
学年競技については、段ボールを学級全員で協力して運び、学級目標のデザインやうちわのデザインを完成させることができました。9月から練習を始めましたが、残暑の中での練習は大変で、競技を最初から最後まで通して練習することは一度もできませんでした。不安の中迎えた本番でしたが、生徒たちはルールを守って楽しく競技に臨んでいました。本日使用した段ボールは、実行委員が毎週木曜日のST後に残って制作したものです。この競技の成功の裏には、実行委員の陰の努力がありました。本当にありがとうございました。
リレーについては、群団対抗、学級対抗の2種目を行いました。リレーに参加する選手は、各学級の代表です。学級全員の思いを背負っているため、スタート前は非常に緊張していました。しかし、レースが始まると、選手たちは自分自身の力を最大限に発揮しようと全力で走り、バトンをつなぐことができました。結果はどうあれ、レースを終えて選手が控え席に戻った時には、盛大な拍手が送られていました。その姿から、素晴らしいスポーツマンシップを見たように思います。
今年度から実施することになった大玉送り。生徒たちの安全を考慮し、練習の段階で数回ルールが改変されました。うまくいかないこともありましたが、大玉を他学年に必死に送る姿が印象に残りました。群団のつながりも意識することができていたと思います。
給食をはさみ、午後から行われた表現運動。男女ともにダンスを披露しました。男女それぞれのよさは異なりますが、共通していたのは「いきいきとした表情」と「笑顔」です。今日は、生徒たちの普段とは違う表情が見られ、大変うれしく思いました。ダンスに得意不得意はありますが、生徒たちは9月から一生懸命練習に励んできました。練習から本番に至るまでの期間を通して、生徒たちは「力を合わせて皆で一つのものを創り上げる素晴らしさ」を学ぶことができたと思います。ダンスを通して学んだ事は、今後の学校生活だけでなく、今後の人生においても十分に生かせるものだと思います。かけがえのない財産を得た生徒たちの活躍を、今後も見守っていきたいと思います。
体育祭という行事には、さまざまな人(実行委員、選手、保護者の皆様、地域の方々、教職員)の思いや努力が詰まっています。生徒たちはそういった人たちの思いを十分に理解し、感謝の気持ちを抱きながら競技に取り組むことができていたと思います。また、競技中の姿勢以外にも、控え席での応援の態度や準備や片付けに取り組む姿からも、2年半の大きな成長を感じることができました。中学校生活も残り約半年。縁あって同じ学級になった仲間との絆を大切にしながら、心に残る日々を過ごしてほしいと思います。
最後になりましたが、本日参観していただきました保護者の皆様、本当にありがとうございました。お子さんの笑顔や真剣な姿を見ていただくことができたと思います。保護者の皆様の温かいまなざしが、生徒たちの大きな励みになったと思います。心より感謝申し上げます。