学校日記

11月29日(火)人権読み聞かせ2年4組

公開日
2022/11/29
更新日
2022/11/29

いじめ対策・人権教育

 12月4日からの人権週間にちなみ、萩原中では、今週の朝読書の時間に、PTAや地域の方々、先生達で人権に関する読み聞かせを行っています。2年4組では本日、PTAの方に読み聞かせをしていただきました。
 本のタイトルは「ポリぶくろ、1まい、すてた」という本です。アフリカのとある村に住む少女は、ものを運ぶための便利な「ポリ袋」の存在を知ります。今まで使っていた植物のつるで編んだかごと違い、便利でたくさん物が運べますが、不要になり、何気なく捨てたポリ袋は、土には還らず、1枚2枚と増え、やがてポリ袋のゴミの山が街中に溢れ出します。ゴミを何とかしようと仲間たちと立ち上がった少女。「ゴミ」だったポリ袋で、街中の人々の意識を変え、街中の人々を救います。環境保護、つくる責任 つかう責任など、様々なテーマが込められたとても素敵な本でした。
 環境問題を考えることで、人間同士の繋がり、それは身近な人々だけでなく、巡り巡って、世界中の人々と繋がっていることを実感することができます。また、自分の小さな行動も、積み重ねていけば、大きな力となり、周りを変えることができるということも感じられる一冊でした。ぜひ、今日の読み聞かせから、少しでも自分達にできることを行動に移してほしいと思います。
 最後になりましたが、本日はお忙しい中生徒のために読み聞かせをしていただき、ありがとうございました。普段の授業だけでは感じられない、とても素敵な時間となりました。
 <生徒の感想>
・「みんなが捨てているからいいや」という軽い気持ちで1人の人がゴミを捨てると、それが大きな問題となることを恐ろしく思った。自分が良くないと思うことは、他人がやっていても流されないようにしたい。
・1人の行動も、大人数でやればいつか大きな問題になるが、良いことをすれば、大きな力にもなることが分かった。
・自分のしたことが後に知らない人にまで悪影響を与えてしまうということは、いじめも同じことだなと思った。自分の行動に責任をもって過ごしたい。

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