2月1日(火)本の紹介
- 公開日
- 2022/02/02
- 更新日
- 2022/02/02
最近の様子
2月の本紹介は、新着本の中から4分類と呼ばれる「自然科学」の分野の本の紹介です。生き物や物事の面白さを新たに発見できる分野の本です。普段、小説を中心に読んでいる人も、いつもと違う分野の本も読んでみませんか?
「やりすぎ絶滅いきもの図鑑」 今泉忠明/監修 宝島社
ウシ科のクアッガは、上半身がシマウマ模様、下半身がウマ模様という驚きの見た目と人間への警戒心がなさすぎたことから、乱獲され絶滅。しかし、後に新たなクアッガが誕生することに……。なぜなのか⁉肉がおいしすぎて絶滅したウシ科のオーロックス、デカすぎて飛べなくなったフクロウ科のオルニメガロニクスなど、進化しすぎて絶滅したいきものから、とんでもない進化をしたいきものまで、様々な「やりすぎ絶滅いきもの」をイラストとともに紹介。
「ずかん ウイルス 武村政春/監修 技術評論社
ここ数年、毎日のように耳にする「ウイルス」という言葉。ウイルスはとても小さな物質で、大きいといわれるものでさえ5000個を並べて、やっと1ミリになる大きさ。ウイルスの基本的な事を解説すると共に、主に病原体として知られてきたウイルスを取り上げ、「人に感染するウイルス」「動物に感染するウイルス」「植物や細菌に感染するウイルス」に分けて紹介。「人に感染するウイルス」では、感染経路やワクチンなどを、写真や3Dイラストで分かりやすく解説。
「目でみる数字」 岡部啓史/文 東京書籍
危険を察知すると針のついた体を膨らませて威嚇することから、その名がついたとされるハリセンボン。実は、1000本も針があるわけではなく、通常は350〜400本ほどだと言われている。「ハリセンボンの針の数は350本」「横断歩道の白い部分は45cm」「四つ葉のクローバーの確率は10万分の1」など、数に関する35の疑問や不思議を写真で紹介。数字の詳しい解説と関連情報も掲載。