学校日記

10月4日(月) 本の紹介

公開日
2021/10/04
更新日
2021/10/04

最近の様子

 10月31日はハロウィンです。「ハロウィン」とは、10月31日に行われる西洋のお祭りで、ここ数年、日本でも親しまれてきました。これに合わせて、10月のコーナーは「ハロウィン」をテーマとし、ミステリーやハロウィンに関する本などを紹介しています。その中から、ミステリー本を3冊紹介します。

「白鳥とコウモリ」   東野 圭吾/著    幻冬舎
竹芝桟橋近くの路上に違法駐車されていたセダンの後部座席から、男性の遺体が発見された。運転免許証と名刺から、弁護士の白石健介であることが判明。事件を担当することになった五代刑事。人間関係を調べても、誰もが恨みを買うような人ではないという。そして、捜査を進めていくと、着信履歴から倉木という男性に行き着くが、彼は、33年前のある殺人事件にも関係していた人物だった。今回の事件と33年前の事件との繋がりはあるのか…。東京と愛知を舞台に繰り広げられるミステリー小説。

「新 謎解きはディナーのあとで」   東川 篤哉/著    小学館
国立署に勤務する刑事、宝生麗子は、世界的に有名な「宝生グループ」のお嬢様。しかし、難事件に遭遇するたびに、執事兼運転手の影山に相談をしている。「お嬢様の目は節穴でございますか?」と、容赦ない暴言を吐きつつも事件の真相を解明していく影山。最新刊では、警視庁に栄転した風祭警部が、大きなミスを犯して国立署に舞い戻る。麗子の後輩に新人の若宮愛里が加わり、新メンバーで難事件に挑むことに。3人の刑事と執事がどのように難事件を解決していくのか。

「この本を盗む者は」    深緑 野分/著    KADOKAWA
書物の蒐集家を曾祖父に持つ高校生の深冬。父は、巨大な書庫“御倉館”の管理人を務めるが、深冬は本が好きではない。ある日、御倉館から蔵書が盗まれ、深冬は残されたメッセージを目にする。「この本を盗む者は、魔術的現実主義の旗に追われる」本の呪いが発動し、街は物語の世界に姿を変えていく。泥棒を捕まえない限り元に戻らないと知った深冬は様々な本の世界を冒険していくが、深冬自身にも変化が訪れ…。