11月27日 人権講演会を開催しました
- 公開日
- 2019/11/27
- 更新日
- 2019/11/27
いじめ対策・人権教育
本日、人権講演会を行いました。萩原中学校区の人権擁護委員の方から講師の方を紹介していただき、本日の会を開催しました。講師には、名古屋法務局一宮支局 金田 直樹 様をお招きし、「障がいのある人と人権」と題してお話いただきました。健全育成会の皆様にも参加していただきました。
誰もが住みよい社会をつくるために、「心のバリアフリー」について考えることができる時間となりました。生徒たちの感想には、次のようなものがありました。
<生徒たちの感想>
・障害のある方だからといって、全てのことができないわけではないということに気づくことができました。もし、困っている方を見かけたら「大丈夫ですか」「何か手伝いましょうか」と声をかけてみようと思います。もし、断られたとしても、「今回は必要がなかったんだ」と切り換えて行動しようと思います。
・名古屋に行ったときに視覚障害者の方に出会いました。その人は、点字ブロックの上を杖をつきながら歩いていたのですが、私はそのことに気づきませんでした。祖母から教えてもらえなかったら、ぶつかっていたかもしれないと思うと、周りを見ることは大切だと思いました。今日の話で、様々なバリアがあることが分かりました。
・「車いすだから」という理由で高校に行けないなんて、とても悲しいし、腹立たしいと思いました。エレベーターを設置する力もお金もないですが、私でもできることを考えたら、今後学校などで出会ったときに優しくしたり少しでも力になれるようにがんばりたいと思いました。知らず知らずの内にバリアをつくってしまわないように、気を付けたいと思いました。
・今までは、障害者の方を見たときに「自分とは関係ない」と思っていたのですが、もし障害者の方が困っているときには「気持ちを尊重して、できることを手伝いたい」と思いました。また、社会の中の4つのバリアをなくすことが障害者の方の社会参加などにつながっていくのだと思いました。私は、これから社会に出ていくので、自分の人権も他の全ての人の人権も大切にできる人になれるように頑張りたいです。