学校日記

7.18 一学期終業式(校長式辞)

公開日
2025/07/18
更新日
2025/07/18

校長室から




















終業式 校長式辞(要約)

本日、無事に1学期の終業式を迎えることができました。新しい学年・クラス・仲間との出会いから始まった3か月半、生徒の皆さん一人ひとりが、それぞれの場面で挑戦し、成長してくれたことをうれしく思います。


3年生へ

修学旅行では、マナーを守りながら首都・東京や千葉の漁村で多くのことを学び、仲間との時間を大切にする姿が印象的でした。これからは進路を本格的に考える時期に入ります。「どんな大人になりたいか」「どう生きたいか」を見つめる夏にしてください。迷いや不安があるのは当然です。そんな時こそ、家族や先生、友人など、信頼できる人に相談をしてみてください。いろいろな意見にふれることで、自分の考えが深まり、納得のいく選択ができるはずです。


2年生へ

自然ふれあい教室では、カッター漕艇やキャンプファイヤーなどの活動を通じて、仲間との絆を一層深めることができました。若狭めのうの制作中に、ビアノの音に合わせてみんなが自然に歌い出した場面には、心打たれる美しさがありました。中学校生活も折り返し地点を迎え、「子ども」と「大人」のはざまにいる今だからこそ、自分自身を見つめ直す時間を大切にしてください。部活動の新チームや家庭での役割、友人との関わりなど、この夏は「自分の中の大人」を育てる貴重な時間になるはずです。


1年生へ

中学校生活にもすっかり慣れてきた様子が見られ、入学式のころの初々しい姿から、成長しているのを感じます。廊下に掲示してある校外学習のレポートからも、学校生活を楽しんでいる様子がよく伝わってきました。小学校とは違うプレッシャーも感じたかもしれませんが、「できないことをできるようにする」ことこそが、本当の意味での成長です。今うまくいかないことがあっても、それは次のジャンプに向けた「力をためる時間」です。前向きに努力を続けてください。


皆さんに中学校生活の中で、「学び続ける力」「人を思いやる力」「自分を律する力」をしっかりと身につけてほしいと願っています。明るいお日様の下、ひなたの道を自分らしく胸を張って歩んでいける人になってください。

44日間の夏休みは、ゆっくりと自分と向き合える絶好のチャンスです。テストや通知表、ノート、教科書をふり返り、「できなかったこと」を「できるようにする」時間にしてみましょう。もしやる気が出ない日があったら、ぜひ本を読んでみてください。活字の世界は想像力や知識を深め、心を豊かにしてくれます。感動した本があったら、ぜひ担任の先生や校長室に教えに来てくださいね。

校訓「地道徹底・自立貢献」を日々の生活に活かしながら、この夏をよりよいものにしてほしいと願っています。


最後に5つのお願いです

【やっていいこと2つ】「よく学び、よく遊びなさい」

【やってはいけないこと2つ】「親を泣かせない」「先生を泣かせない」

【絶対のお願い1つ】「命を落とさない」


2学期の始業式に、また全員が元気な笑顔で会えることを心から願っています。皆さん一人ひとりにとって、有意義で感動あふれる夏休みになりますように。