1月16日 アンケート「学校は生徒が積極的に行事に参加できるよう工夫している」から
- 公開日
- 2015/01/16
- 更新日
- 2015/01/16
お知らせ
二つ目のアンケート結果です。経年変化を見ますと、肯定的なご意見が徐々に増加してきています。ここ数年、緒行事の取り組みについて、学校全体で何度も改善のための話し合いを行ってきました。
学校では、さまざまな観点(教育的な価値)を持った行事に取り組みます。たとえば、目標に向けて毎日粘り強く努力し、達成感を感じ取ることのできる活動としての「部活動」。仲間とともに寝食をともにすることで、絆を深める「自然教室」や「修学旅行」。信頼をもとに学級力を高め、より高い目標を目指す「体育祭」や「合唱コンクール」などです。
『行事』を通した指導で、もっとも重視したのは、生徒の「自立」、そして地域や人への「貢献」を目指すという点です。
「サマーコンサート」「デイサービスでの演奏会」「小学校へのあいさつ運動」「老人会とともに行うゴミ0運動」など地域に還元できるような仕組みを工夫したり、最高の舞台を用意したりすることで、生徒の本気度を高める工夫を行ってきました。そのほか様々な行事の狙いを明確化することで、「貢献」することの喜びを感じ取らせたいと考えました。
その成果が生徒たちの心の変化に現れてきているように感じます。相手を思いやる優しさ、いのちの尊さを感じ取る繊細な心、時には勇気を出して、困難にぶつかっていく気力など、行事を通して着実に育ちつつあると感じています。今後も精選、見直しをしつつ、今生徒に何が必要なのかを第一に教育活動を進めて行きたいと思います。