今中日記

11月27日 人権を考える

公開日
2014/11/27
更新日
2014/11/27

こころを育てる

 校長先生による人権講話。生徒会によるいじめアンケートと寸劇。この2本立てて本日の集会は行われました。
 「利他の心」他の人の幸せを願って行動することが自分のためになると言う言葉です。 バスの中で泣き叫ぶ赤ちゃんをかかえた若いお母さんが、周りに遠慮して、何駅も前からバスを降りようとしたとき。運転手さんが、何も遠慮することではない、赤ちゃんは泣くのが仕事だ。とお母さんに話し、乗客の皆さんに理解を求める。すると、お客さんはその言葉に温かい拍手で応える。お互いがお互いの気持ちを考えて行動をしたという、目頭が熱くなるお話でした。
 生徒会の皆さんからはいじめに特化した寸劇を、「見て見ぬふりバージョン」と「勇気を持って対応バージョン」で行ってくれました。最後に会長から、「お互いの違いや良さを個性として認め合っていきましょう」という力強い言葉がかけられました。寸劇は、素人が行っているものであり、劇は上手くなかったのでしょうが、一生懸命に演じる生徒会執行部とそれを真剣に見ている生徒の皆さんとの一体感を感じました。今日の「いじめ」があってはならないこと、当然お互いに注意しあえるものとしていきましょう。