11月19日 サルビア
- 公開日
- 2014/11/19
- 更新日
- 2014/11/19
こころを育てる
本校では、一人一鉢運動でサルビアを育ててきました。また、職員室前の花壇にも、夏前からサルビアが植えられ、私たちの目を楽しませてきました。サルビアと聞くと、夏の花、暑さに耐える花、甘い蜜線のある花とのイメージがわきます。また、体育祭を飾る花としてのイメージがあります。暑い夏に似合う花の一つです。
しかし、本当に真っ赤になるのは気温がぐっと下がる晩秋から初冬にかけてです。写真をご覧ください。夏の赤さと今の赤さは全く違います。この赤さは、気温の寒暖差がもたらすものだということです。厳しい寒さに耐えるから、今の美しさがあります。
勉学に励み、部活動に励み毎日がとても忙しい中学生。中間テストや期末テストの点数に一喜一憂し、部活動の成績に胸を躍らせる。友達との友情を感じたり時にはけんかをしたり。進路決定に向けて日夜励む3年生。この相反するような私生活の試練が、このサルビアの彩のような、明るく輝く未来を作るのです。今日の苦しみが、明日の自分を大きく育てるのです。真っ赤なサルビアのように光輝く明日を見つめ、今日もがんばっていきましょう。