8月23日 再生可能エネルギーの活用
- 公開日
- 2014/08/23
- 更新日
- 2014/08/23
お知らせ
市内中学校の理科部の先生方の研修会があり参加してきました。
今回のテーマは「再生可能エネルギー」です。石油や石炭に頼って日本は発電を行っていますが、いずれこの燃料は枯渇します。また、原子力発電についても、先の大震災を受け、現在中部電力では全く発電していません。そうなってくると、一躍脚光を浴びるのがこの再生可能エネルギーです。そこで、中部電力たけとよ発電所におじゃまし、係の方からメガソーラーについての説明をいただきました。
ここには、現在14万平方メートルにも及ぶ広大な、太陽電池のパネルが並べられています。最大で7500kw発電できるそうです。無限にある、太陽の光エネルギーを使って電気を生み出し、不要な二酸化炭素の排出もない。こんな都合の良い発電はありません。しかし、この発電には「天候」がついて回ります。また、当然夜間は発電ができません。エネルギー密度と言う言葉で説明をいただきましたが、発電効率の悪さは、火力発電とは比べ物になりません。改善へ向けての課題が、山積していることも教えていただきました。しかし、いつかは枯渇する化石燃料です。これを使えなくなったときの代替エネルギーについては、これからも研究を進めねばなりません。とても意義深い研修を行うことができました。