12月5日 人権週間の取り組み5
- 公開日
- 2013/12/05
- 更新日
- 2013/12/05
こころを育てる
今日は宮城県の中学3年生の生徒さんの人権作文で「それでも僕は桃を買う」でした。題からも推測されるように、原発事故のため福島産の桃全てが危険物扱いをされ、差別されている様子を見た作者の心に何か引っかかるものが残りました。そしてそれは、過去に自分が中国国籍であると言うだけで「黙れ、中国人。」と差別された事実と重なることに気付くのです。鋭利な刃物が心に刺さったような気持ちになったことを思い出します。偏見や差別を無くすことを訴える作文でした。
この作文を受けての感想を数点載せます。
偏見は既に、自分の体や気持ち、行動に染み付いてしまっていて無くすことは難しいかもしれません。でも、自分に言い聞かせる気持ちがあれば、それを行動に移すことで少しずつ偏見は無くしていくことができると思います。偏見によるいじめは、「本当は何も知らないくせに」みたいなことが多いと思うので、まずは相手を知ることからはじめると良いと思います。
昨日の障害を持った人の話に似ていると思いました。相手がどんな人でも一人の人間に変わりはないのだから、それを忘れずに接していこうと思います。差別をするようなことを言わないで生活したいと思いました。差別はしません。その人の個性を尊重したいと思います。
偏見は警戒心から。という考え方はなるほどと思った。メディアの情報を鵜呑みにせず、自分で知ろうとすることも偏見を無くすためへの一歩であるということを知った。
差別とかを知らず知らずのうちにしてしまっているのかなと思った。日本人じゃないとかそんなこと気にしなくたっていいことなのに、頭の片隅では差別しているのかなと思った。
いろいろな問題をかかえているから差別をするのではなく、そのことをもっと知るようにして差別をしないように気をつけようと思いました。お互いのことをよく知っていれば、差別がなくなると思います。