12月2日 人権週間の取り組み
- 公開日
- 2013/12/02
- 更新日
- 2013/12/02
こころを育てる
今伊勢中学校は、今日から人権週間としてさまざまな取り組みを行います。
まず、校長先生から、世界に目を向けた人権に関するお話をいただきました。
マララ・ユスフザイさんは、パキスタンに住むまだ16歳の少女です。彼女は11歳のときに、イギリスBBC放送に、タリバーンの強権支配と女性の人権抑圧を告発しました。そんな彼女の存在がタリバーンは疎ましく、わずか12歳の少女を銃撃し重症を負わせ、口を封じようとしました。しかし彼女はそれに負けず、国連で人権を守ることを訴えたのです。その中に、「私は誰にも抗議していません。自分を撃った兵士さえも憎んではいません。このスピーチの目的は、すべての子どもたちに教育が与えられる権利をはっきりと主張することです。」と述べています。彼女の尊く、高貴な発言を私たちは忘れてはなりません。
次は、生徒会役員による人権劇でした。携帯電話のラインを使ったいじめを取り上げ、熱演してくれました。その後は、この劇を見た感想を各学年から代表が述べました。特に2年生の代表からは、「私たちは軽々しく生とか死と言う言葉を使ってしまうが、その言葉の意味をもう一度考え直してみなければならないと思いました。」との感想が述べられました。
明日からは、人権作文を全校一斉に聞き、全員で同じ作文をかみしめる時間を持ちます。一人ひとりが、お互いの人権を尊重しあう生活を送りましょう。